松島聡くんお誕生日おめでとう♡

このエントリーの公開がいつの日付になっているかは不明だが、今現在は11月27日(木)23時40分なので聡ちゃんのお誕生日は終わっていないことだけは絶対に書き残しておこうと思う。

Sexy Zone松島聡くんが本日めでたく17歳のお誕生日を迎えた。
時に過激派の立場からセクゾの将来についてあれこれ書き立ててはいるものの、CDの一部やコンサートDVDくらいにしかSexy Zoneのために!というお金を落としていない、超絶ふんわりファンである私が、僭越ながらお誕生日記念ということで聡ちゃんについて少しお話させてもらう。

私がSexy Zoneを初めて見た時には正直なところ聡ちゃんにあまり興味をもてなかった。
おそらく風磨くんだったと思うが「松島はカピバラに似ている」と形容しているのを読んで、ああ確かに!と軽く思ったくらいの本当にどうでもいい印象しか残っていない。
そのころの私は彼らの物語に興味があるわけではなかったために、雑誌のインタビューを読んだりすることもなかった。美少年(佐藤勝利くん)がいる若い子ばっかりのグループ、という扱いでパラパラと誌面を眺めては良く撮れた写真を見つけられればラッキー☆くらいのものだった。

私の中での聡ちゃん像が固まり、聡ちゃんは「幸せにならなければいけない」存在として君臨するようになったのはSexy Zone CHANNELの放送が開始されてからである。
聡ちゃんに限らず、Sexy Zoneというグループがこんなにも気になるようになったのはセクチャンのおかげなのだ。
本当にセクチャンは素晴らしい番組だという話は今回は省略させてもらうが、このような素晴らしい番組が始まらなければ私がセクゾに傾倒することはなかったと思う。

セクチャンを見ていると、聡ちゃんの言動はとてもチャーミングで人を不快にさせる要素が一切ない。これはSexy Zoneでは聡ちゃんにしかないスキルだと私は思っている。
これまた風磨くんの言葉を借りると「おとなしい子で売っていたけど、アホがばれた」(ニュアンス)というように少し天然なところもあるように思う。
セクゾというグループは個性のデパートのようで、アイドル過剰の健人くんであったり、1人だけグループの毛色と異なる風磨くん、年齢の割に冷静な勝利さん、ドドドドド天然の天使マリウスといった具合にとにかく濃い。濃すぎるくらいに濃い。
この濃さが良さでもあり、灰汁でもあると私は感じているが、天然でおっちょこちょいな面はあるものの松島聡くんは年相応で可愛らしい、癖の少ない少年だった。グイグイ前に出るメンバーに比べると大人しいけれど、何事にも一生懸命に取り組む素敵な男の子である。
そして周囲がよく見えている。その結果がSexy Zoneでバク転が出来るのは聡ちゃんだけだという輝かしい事実でもある。

聡ちゃんは優しい。
あまりの語彙の貧困さに驚くが、本当に聡ちゃんは優しい、いい子なのだ。どんなにいろんな言葉を並べても、結局聡ちゃんはいい子で優しいという原点に立ち返ってくる。
聡ちゃんのいい子エピソードを語り出すと何度夜明けを繰り返さなければいけないのか想像も出来ないので、今回はごくごく簡単に印象的な出来事を紹介したい。

2014年新春の日経エンタのインタビューは私の心を揺さぶった。このインタビューはSexy Zoneを応援していく覚悟を決めた大人には是非読んで欲しいインタビューとなっている。
このインタビューは全員が全員素晴らしいためにそれだけで一晩費やせてしまう。本当に本当に一読の価値のあるインタビューなのだ。このインタビューで聡ちゃんが地元・静岡を離れ上京したことが公式に告げられたのである。
そして「これからは自分の力で這い上がっていく」という意思表明を目にすることになった。
セクゾの中でも最も難しい立場に置かれている聡ちゃんが言うこの台詞は重すぎた。
きっと沢山悩むことがあっただろうことは簡単に推察できるし、それは高校生の男の子が背負わなければならない類のものではないと今でも思う。
それでも聡ちゃんの言葉からは他人への攻撃であったり環境への不平不満は感じられず、自己を高めていくことで現状を打破する決意発表がそこにあるだけだった。
事務所や周りの大人に対する不満を募らすファン(私)より聡ちゃんはずっと聡明で、単純に応援したくなる魅力に満ちあふれている。

そんな覚悟をきめた聡ちゃんはこの夏にSexy Zoneの大改革に巻き込まれる。
ファンは絶望した。Sexy Zoneは5人のものではなくなってしまうことになった。
聡ちゃんの決意は何だったのかと憤った。そんな仕打ちをするのなら、本当に上京させたりするべきだったのかと、人の人生を何だと思っているのかと憤怒した。
そんな折りに公式ウェブ連載で聡ちゃんのブログの更新があった。
そこには自分たちの処遇について傷ついているであろうファンへ向けて、ファンのみんなも不安や辛いことがあるかもしれないけど、僕は前を向いて頑張るので応援してほしいし、辛いときには僕を見て元気を出してほしい!といった内容が書かれていた。
この凄惨な現実の直接的被害者である聡ちゃんのファンを思いやる文章に涙が出た。
やっぱり聡ちゃんのことを応援するしかない。その選択肢しかない。

私の文書では聡ちゃんは受け身の子のように感じられるかもしれないが、決してそうではない。それは私の能力のなさが原因なので、ぜひ松島聡くんを知るために時間をさいてほしい。
その価値のある少年なので。

そのほかにも自分たちのガムが発売される時には一番に「ファンの子喜ぶだろうな~」と発言したり、ボウリングで自分が欲しいものを選べばいいのに「だって(勝利が)欲しいでしょ?」という理由だけでメンバーの欲しがっているテレビ獲得にチャレンジしたりと、本当に松島聡がいい子だという話は尽きない。

そして、聡ちゃんは強い。
10歳以上年上であり(白目)言ってしまえば傍観者である私が取り乱し、消化しきれずに立ち尽くしていても、聡ちゃんは誰を貶めるでもなく、みんなを救っていく。
果たしてそれが聡ちゃんの心からの声なのかは私には分からないけれど、思ってもいないことを口にすることが苦痛で出来ない私には、たとえその言葉が言わされたものであったとしても(断じてそう思っている訳ではないが)あまりに強くて、そして眩しい。
聡ちゃんは私なんかよりずっと大人なのかもしれない。きっとそうだと思う。
聡ちゃんの言葉というのはいつも素直で等身大で受け止めやすくて嘘がないように思える。
私はそういう話し方のできる聡ちゃんの事をとても尊敬しているし、大好きだと思う。

私は聡ちゃんは幸せにならなければいけないと思う。そうじゃないと聡ちゃんが与えてくれたものとのバランスが取れないから。

聡ちゃん、本当にお誕生日おめでとう。
心から聡ちゃんの幸せを願うし、微力ながらそのお手伝いを婆にさせておくれ……。