今更ながらの自己紹介。

このブログにはジャニオタ記録だけつけていくつもりだったけど、ブログの数を増やしたところで、まともに更新できない。しかも、この遅筆っぷりであっても一番まともに動いてるのはココだったので、まったくのジャンル違いではあるけど、ここに書いておくことにした。
ジャニーズには関係ないけど、ジャニオタである私には関係のある話ということで(笑)自身のオタク遍歴とかも顧みながら、新ジャンル「宝塚」という金脈発掘の喜びを記したい。

 

私がジャニオタを始めた時、それはそれは悩んだ結果だったけど、今回はわりとすんなりこの沼に飛び込むことができた。まだどっぷりではないと自分では思っているけど、先導者(大学時代からの友人)の猛プッシュがあるから、その日も近そうだ。

そもそも私は物心ついたときから何かの、誰かのファンだった。
対象を乗りかえているだけで、ずっとオタク。さらに言えばずっと追っかけ気味。
私の核は「バンギャル」で間違いない。ビジュアル系で鍛え上げたクソっぷりは、どのジャンルでも役立つ。具体的なクソエピソードは、ほんとにクソなので割愛するけど、若手俳優もテニミュもアニメも漫画も声優もジャニーズも、どのジャンルに入っていくときも、バンギャスキルはいつでも役に立った。そして例に漏れず、宝塚への導きにも役立ちそうだ。

学生時代は現場至上主義だった。学校とか受験とかそういうことは関係なかった。
ライブがあるなら、学校を休めばいいじゃない♪と、卒業できるギリギリまで休んだ。
中間テストのときも、期末テストのときも、高校受験のときも、大学受験のときも、卒論締め切り間近のときも、ずっとライブは行き続けた。
青春18切符と夜行バスを駆使して、腰痛に耐えながら全国を回った。
どれくらい現場(というかライブ)に行っていたか思い出せないけど、年間50~60本ぐらいかな?毎週末ライブに行ってたし、連日行ってたから大小合わせれば、もっと多いかもしれない。
とにかくストレスはライブで頭を振って発散する。声が枯れるまで叫ぶ。そうやって生きてきた。

社会人になって、通っていたバンドが立て続けに解散した。
まず、行きたいライブが激減した。そして、学校みたいに休めなくなった。体力も衰え、無理をして全国飛び回ることもできなくなった。就職を機にUターンして田舎に帰ったことも大きかった。
私の生活から現場がなくなっていく。TVさえあれば、どこでも鑑賞できちゃうアニオタしてた時すら、現場を求めて日本武道館まで行ってたのに、私の生活から現場が消えていく。

そんな時、ジャニーズに出会った。
現場以外に茶の間という楽しみを得た。まったく知りもしないKis-My-Ft2という7人に出会った。彼らにはすでに歴史があって、その歴史を最初から貪ることに没頭できるなんて最高に楽しかった。しかも現場もある。実際に見ることができる機会を用意されている。社会人となり、休みの確保が難しくなっていた私には、この効率的な養分摂取方法が眩しかったし、本当に求めていたものそのものだった。

そんな生活を続けてきたけど、ここにきて本来「現場至上主義」だった私は、身体が現場を求めていることに気づいてしまった。でもキスマイには現場がない。
春には舞祭組ちゃんのツアーがあるかな?♡という淡い期待をしていた時期もあったけど、大先輩の国家を巻き込んだ騒動を見ていると、夢を見ることもできなくなった。
たしかに現場はあるけど、コンサートは全部行っても10公演くらいだし、時期もほぼ決まっている。わたしは正直なところ、もっともっと高い頻度で目の前に人参をぶら下げて走っていきたいタイプだし、そうしないと頑張れなくて心を病むタイプだし・・・。
そろそろ昔から好きなバンドに比重をおいてもいいのかもな~、なんて漠然と思い始めていた。

そんな現場を求め続けている、アニメオタクの私が「るろ剣、宝塚でやるんか~。ちょっと見たいな。」みたいなことを気軽に呟いたところ、宝塚オタの友人が雪組のチケットを用意してくれた。仲の良い友人からのお誘いだし、るろ剣好きだし、休みも合ったし、これまた気軽に観劇した。

それが2月25日の出来事。
それから明日で1週間。
私はるろうに剣心のチケットを自力で2枚ほど追加手配した。
できればあともう1公演増やしたい。
7月に決まっている別公演のチケットも手配した。
そんな感じ。
まだどっぷりはつかっていない。はず。

少しだけ尻込みする私の背中を押したのは
・宝塚には退団という終わりがある。
・トップスターは平均3年、長くても5年ほどで退団してしまう。
・退団したあと、男役をしているところを見るのは難しい。
という現実と、素晴らしい友人のプレゼン能力だった。彼女もまた色々と渡り歩いてきたオタクで、私の好みをこれでもかというくらい理解している。
「かなり前から好きなタイプかもって思っていた」という言葉のとおり、推された人にそのままドボンだから、友達とは恐ろしいものだと思う。

そんな彼女の迅速な対応により、現在我が家には「伯爵令嬢」のDVDが届いていて、夜な夜な再生しては胸を高鳴らせている。最高に楽しいオタク生活をありがとう。

もっと宝塚について書きたかったはずなのに、オタク遍歴を書いただけになった。まぁいっか。