KIS-MY-WORLD~北山&藤ヶ谷編~

まだすべての特典映像を見たわけではないけれど、今回は藤北だったり、藤ヶ谷さんのドキュメントがいっっちばん泣けた、という結論は変わらないと思う。
びっくりするくらい泣けた。私、めちゃめちゃ藤ヶ谷さんのこと好きなんじゃないの?って思うくらい泣けた。藤ヶ谷さんのソロドキュメントと「証」ドキュメントについては、いつもより少し真面目に考えたことを残してみたい。

 

【初練習】
映像は70日前からスタートする。初日は藤ヶ谷さんと北山さんが一緒にいるところは殆どない。
藤ヶ谷さんがブース入りすると同時に帰り支度を始める北山さんに向けて「こんな2人を見て欲しいっていうのは~」と質問が投げかけられる。北山さんの表情のゆるみを見ると、キスマイでやる時とはまったく違う空気を感じる。どういうものになるのかが分からないことが楽しそうで、藤北ってスペシャルなんだって改めて気づく。その特別感を受け取るまでが、再生から開始1分だから・・・このドキュメント怖いでしょ・・・。
チューニングのしかた、ピックの持ち方、基本的なコードの押さえ方から習わないといけないくらい、藤ヶ谷さんがギター初心者だったとは知らなかった。
この状態で『コンサートで(ギター経験者である)北山さんと2人でアコギを弾き語りする』という一種のゴールを設けられた藤ヶ谷さんの心情を考えると、すでにグッとくるものがある。

 

【ライブまで40日】
アルバムの特典で北山さんが藤ヶ谷さんのためにギターを選ぶときに、店員さんに伝えた情報が『藤ヶ谷さんはhideちゃんが好き』というもので、実際にプレゼントされたギターもMartinのD-18だった。このD-18と言えば、hideちゃんが天国でもギターが弾けるようにと、一緒に棺に入れられたモデル。そして、そのギターの練習日にロケットダイブの時のジャージを着てくる、藤ヶ谷さん・・・。
完パケ見てるとは言っていたけど、どういう思いで贈られたものかっていうことをしっかりと受け止められているんだなぁと思ったと同時に、いずれ商品になると分かっている場面で、このギターを弾くときにhideジャージを着れちゃう藤ヶ谷さんは、やっぱり私と縁遠い(笑)

 

【ライブまで20日】
北山さんと初めての合同練習。
弾き始めた瞬間からもう「ああ~~~~藤ヶ谷さんはライブ本番じゃなくて、北山さんと最初に演奏するタイミングがタイムリミットだったんだああああ」っていうのが突き刺さってきて、ぼろぼろ涙が出た。
DVDにも「それは藤ヶ谷の意地とプライドだったのかもしれない」っていうコメントが入っているけど、この意地は藤北でしか最大限発揮されないんじゃないのかなって思うと、こんな相乗効果のあるふたりって・・・ねえ・・・。
キスマイでコンビを見たときにはどうしても、真っ正面から寄り添い、支え合っているように見えることが多いから、藤北みたいに背中合わせで、一見すると不仲にも見えるような関係性から生まれてくる、この最高の結果に震える・・・。
息をのむような初めてのセッションのあとの感想が、2人揃って「楽しい」だなんて、ますます最高じゃないか。藤北って、藤北厨のファンが言葉にするよりも、もっともっと尊い空気に包まれているから、背中合わせ系シンメ担に配って回りたい。

 

【ライブ初日】
ファン心理的にはFIRE!!からもう始まりまくっていて、でもきっと、北山さんはFIREは今までの藤北像から遠くないから、この「証」がスタートだと思っているんだろうと想像する。北山さんが思う「藤北」って多分、もっともっといろんな魅力が、見せ方があるんだろうと思うから、今後ももっといろんな藤北が見たい。
実際の映像(ドキュメント映像)でギターを弾いている藤ヶ谷さんを見ると、これは私が実際にコンサートに入って見た感想と重なるんだけれど、自分が歌うパート=カメラで抜かれることが分かっているフレーズに関しては、ほとんど手元を見ずにギターを弾くことができていて感動した。
「周りからどうやって見えるか」っていうところに気づくことができる、そこを大切だと思える藤ヶ谷さんだからこそ、きちんと準備できた結果だと思う。実際、本編の映像になったものも見たけど、やっぱり顔が上がっている方がいいと思う。この辺のアイドルとして、自分を一番良く見せることに努力ができる、拘ることができるのは、藤ヶ谷さんの強みだと私は思うので、これからも妥協せずにしっかりとしたセルフプロデュースをしていってほしい。

 

本当は、藤ヶ谷さんのソロドキュメントもあわせて感想文書きたかったけど、藤北のドキュメントについてが、思っていたよりも長文になったので、また別の機会にします。